2019年4月30日

低温期、体温が高いと不妊の原因になる？

横浜市青葉区の不妊整体院ファロの児玉です。

GWの真っ只中、どんな風にお過ごしでいらっしゃいますか？
いつもとは違って、朝のんびり起床した方も多いでしょう。

 

ところで、毎朝、基礎体温はつけていますか？　起きる時間によっても、体温が変わるかもしれません。

基礎体温は、見ると落ち込むからつけていない人もいますが、当院ではつけることをオススメしています。

基礎体温には、今の身体の状態を知る手がかりがたくさんあります。

今回は、基礎体温について取り上げます。中でも、低温期が高めの人について考えていきます。

 

 

基礎体温のしくみ

基礎体温は、月経から排卵までの「低温期」と、排卵後に高くなる「高温期」の二つに別れています。

これは、排卵後に黄体から分泌されるプロゲステロンというホルモンが体温を上昇させる作用があるからです。

妊娠すれば、プロゲステロンが分泌し続け、高温期が続きます。

一方、妊娠が成立しなかった場合には、黄体の寿命である２週間が過ぎるとプロゲステロンも低下し、体温も低くなります。

排卵していないと、体温の上昇が見られず、基礎体温からある程度、推測できます。

 

基礎体温の理想値は？

低温期(月経から排卵期まで）の理想は、36.2度としています。

これは、アロマターゼという酵素の働きを良くするためですが、実際には、基礎体温が全体として高い傾向にある人、低い傾向にある人がいます。

低温期と高温期の差が0.3〜0.5度くらいを目安に、36.2度にある程度近づいていれば、体質が改善していると判断します。

低温期は、卵を育ていく時期です。質の良い卵にしていくためにも、理想の36.2度を目指していきます。

 

不妊の悩み｜低温期が高い

低温期が高くて、なかなか下がらないという人がいます。

基本的に体温が下がるのは、寝ているときです。

そこで、睡眠がしっかりとれているかどうかを確認するようにしています。特に、手足が冷えて寝つきが悪くなっていないかはチェックします。

手足が冷えていると、寝ているときに体温が上手く逃げてくれません。

そのため体内に熱がこもって体温が下がりにくくなっているのでは？と想像します。

実際に、脚に触れて、脚が冷えていないかを確認します。また足のむくみも、冷えに繋がるのでチェックします。

どちらか当てはまるような人には、足の冷えが改善するまで足を重点的に施術します。

低温期が高い人は、脳疲労を起こしている？

手足が冷える一方で、頭に熱がこもりやすい人も、低温期が高い傾向にあるように感じます。

つまり、頭が疲れて、いわゆる脳疲労を起こしている状態です。

施術でそんな方の頭に触れると、首や頭が緊張して、熱がこもっているように感じます。

日中、パソコンやスマホに向かう時間が多い人、普段から頭であれこれ考えてしまうような人に多いかもしれません。

施術では、頭蓋、首回りを緩めていきます。頭のほうから、手足のほうに血の巡りを良くしていきます。

低温期が高いのはストレス？

ストレスも考えられます。ストレスで睡眠の質が悪くなるかもしれないのです。

「妊娠できない理由を探して、ネットサーフィンしたりしていませんか？」^^;

スマホやPCからのブルーライトは、安眠を妨げるので要注意です！

 

低温期が高い人へのアプローチ

セッションでは、頭であれこれ考えてしまうタイプ、スマホからの情報量が多い人には、意識的に身体の感覚に注意を向けてもらうようにしています。

女性ホルモンの分泌を促す視床下部は、ストレスの影響を受けやすいです。

視覚や聴覚などの五感、体性感覚といった感覚も大切にしながら、バランスを保つように導いていきます。

 

不妊に関する無料相談&無料体験を毎月10名様限定で、実施しています。お気軽にご相談ください。