2023年9月12日

体外受精　凍結が上手くいかなったときに考える栄養素

FARO.の児玉です。

体外受精（IVF)で採卵したものの、分割がうまくいかず凍結できなかった方への対応策を、前回に引き続き考えてみました。

「体外受精」としていますが、基本的には自然妊娠を目指している方も同様のことが言えます。

施術で血液の流れを良くし、各細胞に栄養素を届けることは出来たとしても、その血液に材料（栄養素）が十分でなかったとしたら？？

 

なので、やはり食事は大事！

 

先日、エネルギー代謝の話をしました。

エネルギーを作る代謝経路があるのです。

中でも今日の注目の栄養素は、マグネシウムです。

 

エネルギーは、酵素の働きを無くしては作られません。

マグネシウムは、３００以上の種類の酵素の働きを助けています。

エネルギー産生に深く関わり、遺伝情報の発現や神経伝達にも関与しています。

妊活をする上でも、大事な栄養素だとお分かりいただけるでしょう！

 

同じく鉄も大切です。

ただ、鉄については皆さんご存知で、サプリメントを摂られている方も多いですよね。

それに比べて認知度が低い？のは、マグネシウムではないでしょうか。

マグネシウムは、国が定める推奨量と比べると不足気味です。

 

マグネシウムは、海藻、野菜類、豆類、魚介類、穀類などに多く含まれています。

特にあおさは、マグネシウム量が豊富です。

味噌汁などに入れると手軽に摂れるのでお勧めの食事です。

また、にがり（主成分は塩化マグネシウム）を日頃から使うのもお勧めです。

例えば、ネット通販などを利用すれば、たくさんの種類のにがりを購入することができます。

私も日頃から飲料水ににがりを数滴たらして摂取しています。

 

今日のまとめです。

糖をエネルギーに変えるときに大切なミネラルは、鉄とマグネシウムです。

マグネシウムは、あおさ以外にも、納豆やナッツなど豆類などにも豊富に入っていますので、普段から心がけて摂るようにしていきましょう！

一方、細胞分裂（細胞の生まれ変わり）において欠かせないミネラルが亜鉛です。

亜鉛は、銅とのバランスが大切です。

こちらは改めて取り上げることにしたいと思います。

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