2021年9月20日

卵子の質の改善にメラトニンが効果的

FARO.の児玉です。

思うように卵が育ってくれないと、悩みますよね。

先日、卵子の質の改善のために、病院からメラトニンのサプリを出されて飲んでいたという話がありました。

メラトニンは、睡眠に関わるホルモンとして有名ですが、酸化ストレスを抑える抗酸化作用もあります。

体外受精をされている方へのメラトニン服用による効果を調査した数多くの論文で、成熟率、受精率、灰の質の改善が証明されています（IVFなんばクリニックhttps://www.ivfnamba.com/news/13869.html）

 

ということは、、

やはりその前駆体である、「セロトニン」が足りないのは問題です。

セロトニンは、幸せ感のホルモンとして知られていますよね。

そして、そのもとを辿れば、肉や魚などのタンパク質（アミノ酸、トリプトファン）から作れます。

また、その代謝が行われる過程で、鉄やマグネシウム、葉酸やビタミンB6などのビタミンB群も欠かせません。

この中でも、鉄や葉酸については意識されている方も多いかもしれませんが、見落としがちなのがマグネシウム、ビタミンB6。

代謝の課程、いろいろな所で必要となる、マグネシウム。ほとんどの方が足りていないと思って良いかもしれません。

また、ビタミンB6も不足がちな栄養素なので、要注意です！

 

最近、幸せ感がないなあ、と思ったら、セロトニンが足りているかどうか？

タンパク質不足に陥っていないか？上記のビタミン、ミネラルは足りているか？チェックしてみてくださいね。

（といっても、幸せ感があるかどうか、、実感できるかどうかは分かりません💦）

 

 

もう一つは、腸内環境。

セロトニンの９割は、腸内で合成されていると言われています。

いつもお話しているように、やはり腸内環境を健全に保つようにしていく必要があります。

でも、腸内環境、仕事や人間関係のストレス、食事の乱れによって、すぐに乱れてしまうので要注意。

最近、腸内の状態が良くないなあと思ったら、腸内細菌の餌となる食物繊維を意識してとったり、１日に飲む水の量が減っていないか、チェックしてみてください。

 

そして、太陽の光を浴びること。

特に良質の睡眠のためには、朝日を浴びることが良いと言われています。

日光を浴びると、網膜が刺激されてセロトニンが活性化されるようです。

セロトニンを増やす意味でも、よく眠るためにも、日光を浴びるようにしましょう。

そう、、妊活中の人で、ビタミンD濃度が低い人も気がかりですが、そのビタミンDも、日光を浴びることで体内で作られます。

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