2018年6月21日

足のむくみが不妊につながるの？

児玉です。

先日ご来店された妊娠希望で体質改善をされているクライアントさんは、足のむくみがひどくて辛いと訴えていました。

（確かに、その日は、前回に比べて、足のむくみがひどかったです^^;）

 

仕事が忙しく、残業続きで、長時間座りっぱなしだったそうです。

お伝えしていた、足のケアもできなかったとのこと。

(M様には、自宅のケアをお願いしていました。）

 

が、、、

 

忙しいと、なかなかケアもできないですよね。

だけど、せめて足のアーチだけは健康に保っておきたいです。

足のアーチは、内側だけでなく、外側、横と３つのアーチがあって、それぞれ役割があります。

それがうまく使えるようにしておくと、足のむくみの軽減につながります。

 

脚のむくみが気になる方は、こんな風にふくらはぎをマッサージしたり、足の裏を揉みほぐしたりすることが多いかもしれませんが、、、

足のアーチを健康に保つことも一つです。

そのほうが、その場限りにならないので、個人的には、オススメです。

これは、カラダが硬い人には特に言えますね。

 

そして、足のアーチを健康に保つ秘訣ですが、足の中足部を意識してみてケアができると良いです。

（これも、妊活中のクライアントさんには、セルフケアで、お伝えしています）

中足部の関節が固くなっている人は、男性のほうが多いように思いますが、女性でもヒールの靴ばかり履いている人は固くなっていることがあります。

この関節がうまく動かないと、踵（かかと）からつま先まで、スムーズに体重移動ができません。

足指で地面を押して進むことができにくくなるため、足のむくみ、ひざ痛、スポーツ時のケガなどにも繋がりやすいのですね。

 

 

足のむくみが、不妊につながる？

さて、そもそも足のむくみがどうして妊娠を妨げている要因の一つになるのでしょうか？

足がむくむというのは、循環が悪くなっている証拠とも言えますよね。

むくみは、「浮腫（ふしゅ）」といい、脚だけに限らず、よく見られる症状です。（最近では、おなか（腸）のむくみも問題になっています）

 

私たちの身体はの約60％は水分で構成されています。

その大半は細胞内にありますが、血液など細胞の外に存在しているものもあります。（これを細胞間液と言います）

細胞間液は、全身をめぐり、細胞に酸素や栄養素を行き渡らせます。そして、老廃物を除去した後、血液と一緒に心臓に戻るというサイクルをとっています。

むくみは、この細胞間液がうまく血液に戻らない場合に起きます。

また、血液の循環が悪く滞る場合もあります。

 

余分な水分を溜め込んでしまった場合、身体は冷えやすくなります。妊娠を目指す上で、低温期には、足からしっかりと熱を逃がすことで、体温をしっかりと下げていきたいです。

これはアロマターゼという酵素の働きを良くするためでもあります。

実は、今回のクライアントさんの基礎体温は、低温期にもかかわらず、36.8程度と、体温が下がりにくい傾向にありました。

当院が所属する協会では、臨床のデータから、36.2度を理想としています。

卵の質を良くするためにも、重要視しています。

 

そして、むくみは、基礎体温の問題だけでなく、血液循環が悪くなっていることも予見できます。

妊娠に必要なホルモンを子宮、卵巣にしっかり届けていくことを考えても、むくみを改善していきたいですね。

 

出来ることは今からはじめて、できるだけ早く妊娠できる身体にしていきませんか？

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