2018年6月17日

夫に妊活に協力的になってもらうためには？

児玉です。

昨日と今日は、不妊、婦人科疾患、アレルギー等に関する勉強会でした。

一日中、外に出ていますと、夕飯を作るのも億劫になりますよね。

とはいえ、外食やお惣菜などで簡単にすませると、必要な栄養は取れないのにカロリーだけは高くなり、これも避けたいです。

働いていると時間の制約があり、まともに食事も作れない、夫は家事労働に協力してくれない、妊活にも協力してくれない、、

などと、時間のゆとりがないだけにイライラしていませんか？

 

家事・妊活に協力してくれない夫へのアプローチ

今は、ほとんどの女性が仕事を持っています。

だからとても忙しい人が多いです。そして、時間に追われると、気持ちまでゆとりがなくなって、家族、夫に寛容になれなかったりするものです。

家事に協力的でない、妊活に協力してくれないと、つい夫に不平不満を言っていませんか？

（クライアントさんの話を聞いても、そのあたりでストレスを抱えている人もいます^^;）

 

でも実際、妊活には夫の協力が欠かせません。夫の協力をどう取り付けるか、妊活を続けるには、とても重要な要素だと思うのです。

 

食事にも問題がある？！

夫も仕事がハードで疲れていると、家事や妊活に向き合えないというケースもあるようです。

しかも、奥さんは栄養バランスを考えて食事を作るのに、旦那さんは無頓着。

油の質が精子の数を減らすという話もあるのに、ご本人は脂っこい食事を好み、おまけにご飯類、麺類ばかりを好んで食べる。

小麦粉で作られた麺やパンは、腸の状態を悪くすると問題になっています。炭水化物中心の食事は、腸の負担を大きくするだけでなく、血糖値の上昇を招きます。

仕事のストレスで、副腎皮質ホルモンが使われる一方で、炭水化物中心の食事で、インスリンというホルモンも無駄遣いされ、これもアドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールの上昇を招くという問題が生じます。

つまり、こうした食事を続けていると、疲れやすく、低血糖時にはイライラしやすく、やる気がでないといった状態に陥りやすくなります。

夫がもっと元気だったら、本当は協力したいと思っているかもしれないのに、エネルギー不足で協力できないケースも多いのではないかと思うのです。

その意味でも、食事内容は重要です。

パンや、パスタ、麺類などの小麦で腸内環境を悪化させていませんか？

炭水化物中心の食事で、腸に負担をかけていませんか？　酸化した揚げ物、悪い油を使ったお惣菜ばかり食べていませんか？

夫の腸内環境が整ったら、人が変わった？

クライアントさんの話だけでなく、我が家でも実験中です^^;

今年に入り、糖質を制限しつつ、油にも気をつける（植物油（リノール酸）の摂取量を減らす）食事によって、血糖値の数値（ヘモグロビンA1c）も減少してきました。

そして、乳製品もほとんど摂らないようにして腸内環境の改善にも努めるようにしました。

すると、どうでしょう？？

今まで、料理を作ったこともない、家事をほとんどしない夫が、少しずつ協力してくれるようになりました。

（夫が作った、千切りキャベツではなく、「乱切り」キャベツのサラダ^^;）

 

また、イライラすることも減ったような気がします。

血糖値の急激な上昇が、自律神経の乱れを招き、イライラしやすくなる、といった話は、本当なんでしょうね。