2018年4月16日

不妊の原因にもなる？　股関節の痛み

横浜市青葉区の不妊整体院ファロの児玉です。

股関節に違和感や不調、痛みなど感じたりしませんか？

仕事はデスクワークが中心で、椅子に座ることが多い人は、股関節周りの筋肉が固くなりやすいです。

ヨガやダンスなど、体を動かす習慣がある人も、股関節の開きが気になったり、左右差が気になったりする場所でもありますよね。

今回は、股関節についてフォーカスしていきます。

 

股関節の痛みは、不妊の原因？

股関節に痛みや違和感があることと、「不妊」、関係がなさそうに思うかもしれませんが、そうでもありません。

なぜなら、股関節に痛みや不調があるということは、股関節周りが固くなっている可能性が高いです。

股関節周りが固いということは、可動域も制限されます。動きも悪くなります。

 

以前、骨盤の歪みよりも、骨盤に動きがないことのほうが問題だとお伝えしました。

妊活中、不妊治療中の方は、ホルモン値や、基礎体温のほうは気になっても、身体の動きは気にされていないかもしれませんね。

ですが、歩いた時に骨盤に動きがあることは本当に大事なのです。

 

昔の人は、骨盤に動きがあった？

昔の人は、栄養面では今よりも劣っていたかもしれません。ですが、歩いたときに総じて今の人よりも、骨盤に動きがあっただろうと想像できます。

昔の人が、子だくさんだった大きな理由の一つではないかと、個人的には思っています。

筋肉をしっかり使って歩いていれば、骨盤周りの血液循環も良くなります。

デスクに座りっぱなしの状態でいるよりも、はるかに妊娠に有利です。

子宮内膜症、多嚢胞性卵巣症候群を指摘されている人、その傾向がある人、排卵が上手くいかない人などは、この点にも注意してみてくださいね。

股関節の痛みの原因と対処法は？

先ほどの通り、股関節の痛みは、股関節周りの筋肉（筋膜）が固くなって起こることが、多いです。

また、股関節を支える筋力が低下することも考えられます。

 

日頃、運動する習慣がほとんどなく、オフィスでは座りっぱなしだというような生活をしていると、こうした状態になりやすいです。

もし股関節周りが気になるようであれば、股関節周りのストレッチ、そしてスクワットなども良いとされています。

（ただ、痛みがある人は、無理しないでください）

 

当院の不妊整体では、、

当院の不妊整体は、ロルフィングというボディワークがベースになっています。

股関節周りの軟部組織（筋膜）がくっついた状態をはがしていくようにしながら、固く縮んだ筋膜をゆっくりストレッチしていきます。

また、たいがい股関節周りの可動域も制限されています。可動域を広げながら動きを取り戻すようにしていきます。

 

股関節の痛みを緩和するためには、ストレッチやは運動（筋力強化）以外にも、立っときの姿勢や歩き方も大事です。

姿勢や、歩き方などの動作を変えないと、股関節の痛みは、繰り返し起こってしまうかもしれません。

具体的には、コア（深層）とスリーブ（表層）のバランスが取れていない、立ち方（姿勢）は股関節の痛みにつながる可能性があります。

 

 

 

股関節の痛みは、日常動作が問題？

股関節の痛みは、股関節に負荷をかけるような動きや、バランスの取り方（姿勢）を、何十年も繰り返し行っていたということも十分に考えられます。

ちなみに、ロルフィングのセッションでは、ロルフィング１０シリーズを通して、その部分をみていきます。

 

例えば、立ったときに重心は足の裏のどこにかかっているでしょうか？

内側（親指側）のほうでしょうか？　それとも外側（小指側）のほうでしょうか？

 

また、歩いたときはどんな風に歩いているでしょうか？

インナーマッスル（コア）が使えて、カラダは安定していますか？

 

歩いたときに、左、右にとブレながら歩いている人をよく見かけます。そうした人は、歩くたびに、股関節のほうにも負荷がかかっている可能性があります。

 

当院の不妊整体は、歩き方の教育から

当院では、施術前後に歩いてもらって、歩き方をチェックさせてもらうようにしています。

妊娠に限らず、自分の歩き方の癖を今から知っておけば、身体に負担をかけ続けるようなことから、避けられるでしょう。

現に、動きが少ない人は、足のむくみや冷えなどを抱えている人が多いように感じます。

 

身体を根本から見直す、良いきっかけになるはずです。