2017年11月14日

妊活中の女子の助けになる〇〇の感覚とは

児玉です。

先日、安定期に入られた妊婦さんのお体をみさせていただきました。
そこで、改めて感じた事があったのでシェアさせていただきますね。

＊＊＊＊

彼女は、自分の身体をマッサージテーブルに預けるのが得意な方でした。そうすることで、自然に深い呼吸が入っていくのが、こちらから見ていてわかりました。

 

普通、彼女のようにはならず、身体を横にしても、力が抜けずにリラックスできない人も多いのですが、彼女は、以前からディワークを受けていったこともあって、そうしたことが自然にできました。

そのとき、私は、そうした身体の感覚は大事だな、と思いました。

 

（無駄な力が抜けて）身体を委ねる感覚が身についていくと、深い呼吸につながります。

緊張が抜けて身体の不調も緩和されていきます。見た目（姿勢など）も変わりますし、測りしれない効果が期待できるのです。

 

不妊整体では、自分の身体に意識を向けてもらうところから始めています。少し慣れれば、自分の身体に意識を向ける事ができるようになります。

そして、無駄な力が抜けて身体をゆだねる事が自然にできるようになります。

 

さて、安定期に入られたということで、それまで続いていた、つわりの症状もほぼ無くなっていました。

仕事もようやく休まず行けるようになったとのこと。「身体も安定しています」とおっしゃっていました。

 

安定期に入った、妊婦さんの症状は

とはいえ、実際にお身体に触れた印象は、妊娠する前とは明らかに違っていました。
お腹が大きくなってきている分、骨盤が傾き、腰に負担がかかっているようでした。

通常であれば、身体にさっと触れた途端に緩んでいくのですが、その日は、そうした反応が直ぐには見られませんでした。

 

でもしばらく待っていると、反応が起きてきました。筋膜という軟部組織が徐々に緩んできたのですが、同時にぐるぐるとお腹の音が鳴り出しました。

腸の緊張が緩んできた証拠でもありますね。

 

妊娠、出産というプロセスの中で、妊婦さんは身体の変化に対応しなければなりません。

彼女の、無駄な力を抜いて身体を委ねられる感覚は、自己調整する能力にもつながります。

妊活中の方も、是非、無駄な力を抜いてリラックスする意識を持ってみてくださいね！