2017年10月15日

FSH（卵胞刺激ホルモン）が高いと言われたら

横浜市青葉区の不妊整体院ファロの児玉です。

不妊治療されている方にとって、ホルモンの数値は気になりますよね。

 

先日、体外受精をされている方から質問を受けました。

FSH（卵胞刺激ホルモン）が高いと言われているけど、採卵しています。凍結卵はできているけれども、移植の結果がなかなか出ないというご相談でした。

 

T様：「FSHが高くて採卵するのってどうなんでしょう？　でも、病院では年齢が年齢なので採卵しましょうと言われました」

 

FSHが高い、、という悩みは尽きないですよね^^;

FSH（卵胞刺激ホルモン）は、基本的にはD３（生理3日目）の数値を聞くようにしています。T様が気にされていたように、年齢とともに卵巣の機能が衰えてくると、この数値は上昇します。

 

FSH（卵胞刺激ホルモン）が高いとき

でもですね、FSHが高いから妊娠を諦めなければならないかといえば、そうでもないです。

例えば40、50といった数値の人も、少しずつ改善されるケースってあります。

 

 

FSH（卵胞刺激ホルモン）は、卵巣を刺激して「卵が育て！育て！」と命令を出しています。卵巣の反応が今ひとつなので、尚更「育て育て！」と命令するのです（≧∇≦）

 

でも、この状態、考えてみてください。年中うるさく命令されていたら、卵巣だって疲れてしまいますよね。言われることに慣れてしまうかも、、

その結果、反応が鈍くなって、育つはずの卵も育たない。悪循環が起きてきます。

 

「加齢で卵巣機能が衰えているからではないの？」
う〜ん、それは確かにそうなのですが、悪循環サイクルに入っているケースも珍しくないのかなと思います。

 

FSH （卵胞刺激ホルモン）が高いときの対応は

「こんな悪循環サイクルから抜け出したい〜！」　FSHが高くて悩んでいる人からは、そんな悲鳴めいた声が聞こえてきそうです^^;

では、どうしたら良いのでしょうか？？

 

中から育つ卵を増やして上げれば良いのです。

卵胞の発育が見られないので、FSH（卵胞刺激ホルモン）の数値が高くなるわけです。卵がしっかりと育ってくれば、数値は下がってくれます。

 

そこで、中からの卵が育つようにしてあげたいのですが、そこで思い出してください。妊娠に必要なこれらのホルモンは、血液に乗って子宮や卵巣に届けられるんでしたね。

 

なので、不妊整体の施術では、妊娠に必要なホルモンや栄養素が卵巣にしっかり届くようにしていきます。卵巣の働きを良くする努力を、あらゆる手法を使って行うのです。

 

とはいえ、卵巣周りの循環さえよくすれば良いという問題でもありません。血液は全身を巡っていますので、そこも考慮に入れてくださいね^^;

 

採卵できて凍結できるためには

体外の場合、そもそも卵が採卵できて凍結できなければなりませんが、たくさん卵が採卵できたとしても移植の結果が良いとは限りません。

結局、卵の質が良くないとゴール（妊娠）を迎えるのには不利です。これは、自然妊娠の場合も同じです。

質の良い卵を、中から育てられるように体質改善をしていきましょう！

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