2021年4月28日

FSHの値が下がりました！

児玉です。

今朝も、クライアントさんから妊娠反応の知らせを聞いて、嬉しい1日をスタートしています。

 

さて、体外受精をされていると、ホルモン値が気になりますよね。

中でも、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンのFSHが基準値より高いと、卵が育ったとしても質の良い卵とは言えない可能性があります。

FSHは、卵巣を刺激して卵胞を育てるホルモンです。

FSHの値が基準値より高いと、空卵だったり、未熟卵になることもあります。

採卵にあたりホルモン剤を大量に投与しても卵が取れない、採卵できても受精しないなど良くない結果になることもあります。

それくらい、高FSHは良くないとされています。

ちなみに、本来ならそんなに多くホルモンを出さなくても卵は育ちます。
FSHの値も10以下の数値で収まります。

なかなか卵が育たない状態だからこそ、頑張ってホルモンを出さなければならない！と過剰に反応してFSHの値が高くなるのです。

つまり、「卵巣の機能が低下している」から「卵が育たない」→ 「卵胞を育てよう！」と過剰に反応する

これが、脳下垂体から過剰にFSHが出されてしまう、一般的な原因の一つだとされています。

 

今週期は採卵できないかも、、

Mさんは、先日、病院を変えて２度目の体外受精にのぞまれました。

お仕事も忙しく、プライベートでもいろいろあって妊活も途中、中断せざるを得ませんでした。

久しぶりに病院で採血したホルモン値の結果は、あまり良い数値とは言えませんでした。
FSHの値も「17」とやや高かったです。

「今週期は、採卵できないかもしれない」と病院で言われたそうです。

今までの経緯から、ある程度予想された数値ではありましたが、、

 

一転、「FSHの値が下がりました！」

ただ、そこから体質改善を一層強化しました。

年齢的なこともありますし、今までの体質改善の経緯からして何としても、まずは採卵まで進みたかったからです。

卵巣機能が良くないなら、卵巣機能を高めることを強化しよう！！

 

施術では、温灸器などを使いながら、ホルモンが卵巣のほうまで届けられるよう血流を良くするようにしていきました。

リモートワークで、脚のむくみ、太ももの張りが強かったため、そこを徹底的に改善しました。

そして、クラニアルセイクラルワークで頭蓋を中心に緊張を取り除きました。

 

また、普段の姿勢にも注意を向けてもらっていました。

仕事が忙しくなると、首が痛くなることの多かったMさん。

肩から首、頭などが、身体に負荷がかかる不自然の位置に置かれていることが多かったです。

施術で、全身のバランスを整えていき、そのバランスの良い状態をできるだけキープするようにしてもらっていました。

最初の頃は、仕事で集中すると、身体のことなど忘れて「前のめりの」姿勢でパソコンに向かっていたようでしたが、何回かセッションを繰り返すうちに、頭蓋の緊張もかなり緩和されてきていました。

そのほか、簡単なホームワークなどもしてもらって過ごしてもらいました。

 

結果、FSHの数値も10以下に下がり、他のホルモン値も問題がないと言われたそうです。

そして前回の診断から一転、今週期は採卵できることになりました。

FSHの値が下がらなくて困っている方もいますよね。
今回のように卵巣機能を上げるようなことを意識して体質改善に努めれば、ホルモン値を正常に戻せるようになるかもしれません。

体質改善からのアプローチも頑張ってください！

 

コロナ渦ではありますが、できるだけ前後の間隔をとるよう配慮し、不妊に関する無料相談&無料体験を毎月10名様限定で、実施しています。お気軽にご相談ください。