2018年5月23日

原因が見当たらないのに妊娠できない理由は、腸内環境にある？！

児玉です。

これといって原因が見当たらないのに、妊娠できずに悩んでいませんか？
毎日、もやもや、、、イライラ、、

目の前のことが楽しめなくなってたとしたら、せっかくの人生、もったいない話です。

妊娠に結びつくようなヒントをご紹介させていただきますね。

 

さて、妊娠、出産というゴールを迎えるためには、身体を総合的に改善していくほかないと思っています。クライアントさんには、総合スコアを上げていきましょう！と言っています＾＾

そのための幾つかのポイントを上げていきます。
今回は前回に続き、「出せる」ような身体になっているかどうかです。

 

「食べる」ことだけに、フォーカスしていませんか？

妊活していると食事に気をつけている人もいますが、普通に生活していると、有害物を取り込まないようにするのは、ほとんど無理です。

水銀などの重金属や化学物質、添加物、農薬などなど、取り込まないようにするのは難しいですよね。未消化の食べ物も取り込まれ、そうしたことが引き金で、毒素が身体中に回ってしまうことが問題になっています。

 

「毒素が身体中に回る」ほど恐ろしいことはないです。便秘になると、腸内に老廃物がたまります。３７度の腸内で、いわゆるゴミが腐敗している状態です。

悪玉菌が増殖し、有害なガスを発生させます。それが腸壁を通じて血液に取り込まれ、全身を回るのです。

 

例えば、一週間、便秘が続いたと想像してみてください。一週間食べた分だけお腹が膨らむかといえば、そうではないですよね。その分は少なからず体内に取り込まれている？

そう考えると「便秘気味」程度だからといって安心はできません。

腸を収めている骨盤の中には、子宮や卵巣などがあります。大腸で発生する毒素を含んだ血液は骨盤内に充満し、子宮、卵巣などにも悪影響を及ぼしかねません。

また、腸のつまりは、子宮や卵巣、卵管を圧迫してしまう恐れもあるのです。

 

卵巣や卵管などは、本当に小さな臓器です。腸が膨れ固まって圧迫されることがないようにしたいです。そして、癒着（くっついて）動かなくなるのではなく、互いに動けるようにしておきたいです。

高額な不妊治療に入る前に、ぜひ腸内環境を整えておきましょう。不妊治療で行き詰まっている人も、今か改善していきましょう＾＾

便秘ではないと思っている人も、便の状態をチェックしてみてください。

便の状態は大丈夫？

あなたの便の状態はどんな感じですか？

✔︎　バナナ１〜２本分　　水分　75〜85%程度　　黄色〜黄褐色　　悪臭なし

これは、理想的です！！

✔︎　コロコロ　水分60%　硬く少ない　黒褐色
✔︎　ペースト　水分60〜90%以上
✔︎　ビシャビシャ　水っぽい　水分90%以上
✔︎　ヒョロヒョロ細い　水分85%　やわらかい　黒褐色

こんな感じは要注意です。腸内には100兆個以上の腸内細菌がいますが、悪玉菌が優位になっている恐れがあります。悪玉菌が優位になると腐敗が起こるので注意が必要です。

便秘で不妊？　放置したくない理由とは

便秘が良くない理由を、おさらいすると、

✔︎有害ガス（毒素）が回って子宮、卵巣などの臓器に悪影響を及ぼす

✔︎腸がつまって、子宮や卵巣、卵管などを圧迫させる

 

そして、他に、こんなことも挙げられます。

✔︎お腹の冷えにつながる

腸の蠕動運動が起きにくい状態は、代謝もおちて冷えやすい身体といえます。冷えは不妊につながるといわれていますね。

身体が冷えて血液循環が悪くなると、妊娠に必要なホルモンも届きにくくなります。子宮や卵巣の働きも悪くなります。

✔︎消化、吸収能力が落ちる

胃や小腸の働きを悪くさせます。前回、お伝えしたとおり、妊娠に必要な栄養素を意識して食事しても、それを消化し、吸収する能力が落ちてしまうんですね。

必要な栄養を腸で十分に吸収できるような身体にしておく必要があるのです。

✔︎精神面の影響も

人は、セロトニンやドーパミンといった神経伝達物質が分泌されることで、幸せや愛情を感じると言われていますが、体内のセロトニンの90%は腸で生成されている言われています。

ドーパミンは体内の50%が腸で作られているそうです。

ストレスが妊娠を妨げる大きな要因の一つと言えますが、そう考えると、腸内環境は整えていきたいですね。

ダイエットが成功していきている理由です

家族の糖尿病もあって、私自身、食事療法に取り組んでいますが、妊活の方のダイエットに共通する点が非常に多いことを実感しています。

その中で見えてきたポイントが、やはり「出すこと！」なんですね。

おかげ様で、「出すこと」を意識した食事療法によって、順調にダイエット（減量）ができています。　血液検査のデータも数ヶ月前に比べても、良くなってきています＾＾

妊活中の方の中には、血糖値コントロールを特に気をつけなければならない人がいます（痩せている人であってもね）

最近、特に問題になっているリーキーガット症候群になると、腸に穴が空いた状態ですので腸内環境は良くありません。

そうなると、血糖値のコントロールも上手くいかなくなり、糖尿病も発症しやすいと言われています。

 

一概には言えませんが、生理周期が遅くなる傾向の方はこの点を注意する必要があるかもしれません。

専門家のアドバイスをもらったほうが、早くゴールを迎えることができるかもしれないので、一度ご相談されてみてください。