2025年1月1日

「妊娠する気がしないんです、、」

新年明けましておめでとうございます！
本年もよろしくお願いいたします。

 

さて、先日、こんな話をクライアントさんから聞きました。
「妊娠する気がしない…」って言うのです。

 

 

確かに、生理が来るたびに期待を裏切られ続けると、いつの間にか「妊娠できる気がしない」と思ってしまうのも無理はないです。

ですが、神経のメカニズムの観点からすると、「安心」が足りていないサインとも言えるのです。

 

「安心」が足りていないと、漠然とした不安に支配されてしまいます。

その結果、すぐに悪い方に考えてしまうとか、
心の底からリラックスできていない、
常にイライラしている、
といったことが起きてきます。

 

では、「安心」って何か？っていうと、2つあります。
今回は、その１つ、身体の内部の感覚である「内受容感覚」について触れます。

 

内受容感覚？
あまり馴染みのない言葉ですよね。
簡単に言えば、内臓の働きからくる心地よい感覚なんです。

 

自律神経が乱れていると、妊娠しにくいって言いますよね。
コレ実際、不妊の大きな要因だと言われています。
過緊張が続くとリラックスの副交感神経との行ったり来たりがうまくいかない状態を言います。

 

その副交感神経の一種に、「迷走神経」というのがあります。
これ、副交感神経の、なんと７割から８割を占めています。
迷走神経は、脳からずっとお腹のほうまで走っています。

 

そのため、腹部の感覚は、この迷走神経にアクセスしているようなものです。
つまり、このお腹の感覚が失われると「安心」が得られにくくなります。
その結果、悪い方に考えて落ち込んだりするんです。

 

反対に、身体の内部の感覚を持てるようになると、妊娠しない「不安感」みたいなものが減ってきます。
自律神経も整いやすくなり、妊娠に大きく近づくと言っても良いでしょう。

 

自律神経は、基本的には自分の意思でコントロールするのは難しい、って言いますよね。
ですが、ある程度、神経を自分の見方にすることは出来るんですね。

当サロンでは、皆さんの体の感覚を大事にしながら施術していきます。
多くの人が、体を緊張して力が抜けない（リラックスできない）からなんですね〜。