2020年9月17日

卵子の元となる原始卵胞は、20代も40代も同じ？！

FAROの児玉です。

久しぶりの投稿になってしまいましたが、今日も、妊娠反応があって、こちらも「やったー！」と嬉しくなりました。

ちなみに、前回は移植しても着床せず、、

気分が落ち込んでいる時に、こちらを見つけて来てくれたようです＾＾

 

卵子の元となる原始卵胞は、20代も40代も同じ？！

さて、今回は、40歳以上の方にとっては特に朗報でしょうか？

卵巣の中には、卵子の元となる原始卵胞が多数存在していますが、その原始卵胞には年齢による老化はみられないそうです。

つまり、卵子卵胞の段階では、２０代も、３０代も、４０代も同じ。

原始卵胞の一部が、脳下垂体から分泌される女性ホルモンの作用で発育し、成熟卵胞になって排卵していきますが、その過程で何らかの影響を受けることが考えられます。

そう、、何らかの影響って何だと思います？

よく言われているように、酸化と糖化の問題です。

今回は、酸化のほうに注目していきますが、酸化と言えば、酸化ストレスという言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。

人間の身体は呼吸をしているだけでも、細胞の酸化（さび）は置きますので、年齢とともにある程度は避けられないでしょう。

ですが、それに加えて、睡眠不足や運動不足、タバコを吸ったり、お酒を飲みすぎたり、、

また、過労や強いストレスも、酸化ストレスを加速させます。

老化は、酸化ストレスが原因です。酸化ストレスによって卵子の質が落ちる、、つまり、DNAに傷がつき、傷を直す力も弱まってしまうことを意味します。

そこで、何より大事なのが、抗酸化力を高めることです。

人間には、活性酸素によって受けるダメージを防御システムが備わっています。

その抗酸化力を高めることができれば、酸化ストレスから卵子を守ることができるのです。

 

抗酸化力を高めるためには？

では、具体的に抗酸化力を高めるにはどうしたら良いでしょうか？

一般的には、抗酸化力の高いビタミンを摂取することが言われています。具体的には、ビタミンA、E、Cなどですね。

特に40歳前後になると、細胞膜の脆弱さを指摘されるケースも目立ちます。

抗酸化力の高い食べ物を、普段から意識的に摂ることをお勧めします。

クライアントさんに良くお勧めするのが、ブロッコリースプラウトなどのスプラウト。抗酸化力が高いと言われています。

また、先ほどの、睡眠不足、運動不足などの基本的な生活習慣は見直さなければならないですよね。

ごく当たり前だけど、、実践するとなると、これらはなかなか難しい生活習慣の一つかもしれません。

どう見直していくのか？

そのあたりは、一人一人異なりますので、個別に対応していきますが、例えば、とても多いのが睡眠の問題。

睡眠時間は足りていても、睡眠の質が悪い人も多いです。

睡眠の質が悪い人は、おおよそ身体に触れた瞬間にわかります。

特徴の一つには、背中が硬く、背骨の柔軟性も乏しく、自立神経系の過緊張を起こしている傾向があります。

普段から呼吸も浅くなている人も多いです。

また、運動不足を解消しようとウォーキングやランニングなど定期的に行っている人もいるかもしれませんが、骨盤周りが硬く、しっかりと筋肉が使えてない人も目立ちます。

例えば、足のむくみがひどい方などは、単に運動不足だけでなく、歩き方の問題が関わることもあります。

子宮や卵巣周りの血液を巡らせる意味でも、いわゆるインナーマッスルをしっかり使ってウォーキングやランニングをしていきたいですね。

当サロンでは、施術以外の普段の生活が大事だと思っています。

身体のバランスを整えることによって、使うべき筋肉はしっかり使えるようにしていきます。

更にもう一つの問題、糖化については改めてとりあげますね。