2020年8月23日

不妊の原因？骨盤の歪みと子宮の歪み

FAROの児玉です。
８月も、もう少しで終わり。今年は、コロナの影響で妊活も大変ですよね。

これから先も不安がつきまといますが、それでもクライアントさんとお話していますと、リモートワークで妊活がしやすくなったという意見も聞きます。

不妊治療で病院に通うのも、在宅勤務であれば時間の調整がつきやすいですしね。
また、つい先日も、「ここで聞いていた食事療法も取り組みやすい！」とのご意見もいただきました。

コロナの影響は懸念されますが、悪いことばかりではないですね。

これから冬にむけて妊娠しやすい身体にしていきましょう！！（寒い時期は、妊娠しやすい傾向にあるようです！）

“子宮のゆがみ”が起きている？

さて、今日は、「骨盤のゆがみと子宮のゆがみ」をテーマにしたいと思います。

骨盤のゆがみについては聞いたことがある人が多いと思います。

でも、子宮もゆがむの？って思いませんか？

『トコちゃん先生の骨盤妊活ブック』によると、ゆがんでいる骨盤の中では、「子宮のゆがみ」も起きているとのこと。

著者である渡部信子先生は、ベテラン助産師で有名な方ですが、著書の中で、超音波画像検査（エコー検査）でみる子宮の画像を紹介してくれています。

健康な子宮の姿（子宮の中の胎嚢）は、ぷっくり丸々としているそうですが、この10年、丸い形の子宮が減って、ナス型、細ナス型にシェイプされた子宮が目立つようになってきたとありました。

子宮は、赤ちゃんが最初の10カ月過ごすお部屋。その部屋が変形しているということは、、赤ちゃんの体に影響があっても不思議ではないですよね。

実際、凝り固まった子宮の中では、片足または両足のひざがピンと伸びていたり、首がぐにゃっと横に曲がったり、身体がねじ曲げられていることもあるようです。

そんな狂しい思いをして産まれてきた赤ちゃんは、生まれたときから身体に様々な問題を抱えていることも明らかにされています。

そして、そもそも、硬くてゆがんだ子宮は、妊娠しにくいです。たとえ妊娠しても、流産や早産が起きやすいとされています。

実際、骨盤周りが硬く歪んでいる人の骨盤周りを触ると、冷えを感じることが多いです。

お腹周りの血流も悪くなっているのですね。これでは、妊娠しなくても不思議ではないです。

 

骨盤のゆがみはなぜ起きる？

当サロンをご卒業された方が、産後ケアを受けにいらしてくださるケースがありますが、妊娠中から出産直後は骨盤が最も緩みやすいのを実感しています。

リラキシンというホルモンが分泌されることによって靭帯がゆるみ、骨盤が大きく緩むのです。

ちなみに月経時もわずかながら緩むようです。

筋肉や靭帯の強さとしなやかさがあれば問題がないのですが、筋力の低下、緊張（コリ）、冷えなどがあれば、歪みにつながります。

一般的には、男性より女性のほうが骨盤の歪みが起きやすいと言われています。その大きな原因の一つが、筋肉量が少ないことだとされています。

団塊世代の人より上の人に比べ、今の４０代以下の人は、骨盤周りの筋力も低下し、骨盤のゆがみ、子宮のゆがみも目立つようになってきたと、上記の著書の中で紹介されていました。

 

当サロンでも、初期の流産を経験された方、二人目不妊（一度出産を経験された方）の方を中心に、骨盤のケアを重視して取り組んでいます。

もっとも一度も妊娠経験がない人も、最近は歪んでいる人が多いので、チェックしていきますね！

上記の本に、出産時の赤ちゃんの動きがわかる動画サイト「You Tube」が紹介されていました。骨盤周り、大事ですね！