2017年9月26日

卵の質が気になります

横浜市青葉区の不妊整体院ファロの児玉です。

先日、1年前に子宮筋腫の手術をされて妊娠を望まれている方がいらしてくださいました。
手術後も小さな筋腫ができているようです。

そのため、今のうちから採卵しておきましょうということになったんだそうです。

そこで、卵子の質というものを気にしていました。

 

不妊整体でできること

不妊整体や不妊鍼灸の現場では、卵子の質を高める努力をしています。
そこで、、

「この領域は病院では難しく、反対に不妊整体や不妊鍼灸の最も得意とするところです」と答えさせていただきました。

なぜなら、血液循環が大きく関わるからです。

 

質の良い卵は、膜が充実している

卵子が成長するまでの過程を簡単に考えますね。

卵子には、顆粒膜細胞という細胞が集まり、卵子の周りを取り囲んでいます。
（ちなみに、顆粒膜細胞からは将来、女性ホルモンである、エストロゲンが放出されます）

 

原始卵胞、一次卵胞、二次卵胞へと成長するにつれ、この顆粒層細胞は一層、二層、三層と多層化していきます。

顆粒膜細胞が四層くらいになるころに、一番外側に莢膜（きょうまく）細胞(卵胞膜)っていう膜ができます。毛細血管の仕組みによって卵胞への血液循環が行われます。

 

質の良い卵子は、こうした過程を順調に進んでしっかりとした膜を持っています。

 

そのため、膜をしっかりさせていくためにも、血液循環を良くしていきたいです。卵子の唯一の栄養源が血液に乗って運ばれます。

 

と、こんなような説明をさせていただきました。
そして、採卵に向けて、３ヶ月〜４ヶ月、一緒に頑張っていくことに！

（この期間も卵子の成長過程で必要な期間と捉えているのです）

 

でも、この間、本当に当院の施術方法があっているのかどうか、、気になると思います。
ですので、基礎体温、生理周期の変化を、今後見ていくことにしました。

 

“循環”に関係する冷えやむくみ

お話を伺っていく中で、冷えやむくみがあるということが判明しました。

これは改善したいです。
生殖医療って、妊娠の可能性が高くなることを一つ一つ揃えていきます。

冷えやむくみがあると、絶対に妊娠できないわけではないです。ですが可能性を高めるために、マイナスになる点は改善していきたいです。

なので、まずはご自宅でもできるケアをお伝えしながら、日頃のむくみ、冷えの改善にも努めてもらうことにしました。

今後の変化が楽しみです。